Mac から鳴る音すべてにイコライザーをかけられるフリーソフト「eqMac」

みなさんこんにちは、たいくんです。
みなさんは、音楽だけじゃなくて動画にもイコライザーをかけたいなとか、HDMIや光デジタル出力など、通常Mac側から音量調節出来ない機器の音量を調節出来たらいいのになとか思ったことはありませんか?
今回は、そんなみなさんのやりたいことが可能になるソフト「eqMac」を紹介します。

eqMac

何ができる?

eqMac
eqMacでは、以下のことができます。
  • ベーシックイコライザー
  • アドバンスドイコライザー
  • エキスパートイコライザー(Pro)
  • 音量ミキサー(Pro)
  • AutoEQ機能(Pro)
  • 空間オーディオ(Pro)
  • 音量・バランス
  • あらゆるオーディオデバイスの対応
このうち、Proとついていないものは無料で利用できます。

HDMI出力や、光デジタル出力、USBオーディオ出力など、通常Mac側から音量調節出来ない機器の音量を調節することができるようになります。

また、eqMacへ出力した音声は、eqMacの入力側にも音声が流れているので、SoundflowerBlackHoleなどの音声ルーティングアプリケーションは不要で、OBSなどのアプリケーションにMac(eqMac)で再生中の音声を取り込むことができます。eqMacで指定したオーディオデバイスからも音が鳴っているため、音声ルーティングアプリケーションとの同時出力設定は不要です。音量も出力側のみ変わるため、収録中に音量変更をしても、収録データに影響はありません。

インストール

eqMac
eqMacは、macOS Sierra (10.12) 以降が必要で、Intel Mac、Apple Silicon Macに対応しています。
eqMac公式サイトより、「Download」と書かれたボタンを押してダウンロードするか、「Email the Download Link」を押してメールアドレスを入力し、ダウンロードリンクをメールから開いてダウンロードします。

次に、ダウンロードしたパッケージファイルを開き、インストールします。インストール後、Macを再起動しなければならない場合があります。
途中、マイクの読み取りについて聞かれる場合がありますが、許可するようにしてください。実際のマイク音声が送信されるわけではありませんが、eqMacの出力音声を入力側へ流すのに必要です。

使い方

メインウィンドウ

これがeqMacのメインウィンドウです。

左上にあるスイッチでeqMacのオン・オフを切り替えます。赤がオフで、緑がオンです。
上部中央の「Pro」をクリックすると、Pro版を購入するボタンと、5分間のお試し(5分経過後は、1分待つと再び5分間のお試し可能)を利用するボタンが表示されます。
右上の小さな4つのボタンは左からそれぞれアカウント、ヘルプ、設定、終了となっています。

一つ下のVolumeつまみで、システムの音量を変更することができます。キーボードの音量変更キーから変更することもできます。
Boostにチェックを入れると、100%の最大音量からさらに100%まで音量をブーストすることができます。つまり、200%まで音量を上げられるようになります。
オーディオソースによっては、音割れが発生する場合があるので注意してください。オーディオ出力デバイスの破損につながる場合があります。
右のBalanceで、左右の音量を変更することができます。ダブルクリックで元に戻ります。

その下には、音量ミキサーがあります。ここでは、アプリケーションごとの音量を変更することができます。
左のスイッチでオン・オフを切り替えることができます。右の目のアイコンで表示・非表示を切り替えることもできます。

その下には、空間オーディオがあります。ここでは、音に響きなどの効果を与える空間オーディオを使うことができます。
Environmentで効果を選び、右のつまみで効果の強さを変えることができます。こちらも左のスイッチでオン・オフを切り替えることができ、右の目のアイコンで表示・非表示を切り替えることができます。

その下には、イコライザーがあります。ここでは、イコライザーの調整をすることができます。
EqualizerのBasicタブでは低音域、中音域、高音域の調整をすることができます。Advancedでは、10個の周波数バンドの調整をすることができます。Expertでは、無制限の周波数バンドを追加し、イコライザーを細かく調整することができます。こちらも左のスイッチでオン・オフを切り替えることができ、右の目のアイコンで表示・非表示を切り替えることができます。

一番下には、オーディオドライバーのリセットボタンと、オーディオ出力デバイスの選択ボタンがあります。

設定

UI Scaleでは、UIの大きさを変更することができます。

Themeでは、自動、ダーク、ライトの3つからテーマを選ぶことができます。
Icon Placementでは、eqMacのアイコンが表示される場所を、Dock、両方、ステータスバー、どちらでもないの4つから選ぶことができます。
Status Icon Typeでは、ステータスバー(メニューバー)に表示されるeqMacのアイコンを、クラシック、色付き、macOSから選ぶことができます。macOSにすると、macOS標準音量アイコン風の音量アイコンが表示されます。

Launch on loginにチェックを入れると、ログイン時にeqMacが起動するようになります。
Always on topにチェックを入れると、eqMacのウインドウが常に手前に表示されるようになります。
Knobs → Slidersにチェックを入れると、つまみノブが、スライダーに変わります。
Knob Controlでは、つまみノブの操作方法を変更することができます。

Show/Hide Featuresでは、メインウインドウの表示項目を選択することができます。

Updates
Beta Programにチェックを入れると、ベータ版ソフトウェアが手に入るようになります。
Auto Checkにチェックを入れると、アップデートの有無が自動でチェックされます。
OTA Updatesチェックを入れると、ソフトウェアのフルアップデートなしに、UIの変更といったマイナーアップデートなどが自動的に行われるようになります。

Check for Updatesでは、アップデートがないかをすぐに確認することができます。

Privacy
Send Analytics telemetryにチェックを入れると、アプリケーションの使用状況などが開発者に送信されるようになります。
Send Crash reportsにチェックを入れると、アプリケーションがクラッシュした時に生成されるクラッシュレポートを送信することができるようになります。

Uninstall eqMacをクリックすると、eqMacのアンインストール方法が書かれたページが開きます。

アンインストール方法

アプリケーションのアンインストール

アプリケーションフォルダからeqMacをゴミ箱へ移動するだけでアプリケーションのアンインストールは完了です。

オーディオドライバーのアンインストール

ターミナルに以下のコマンドを入力後、Macを再起動してください。

sudo rm -rf /Library/Audio/Plug-Ins/HAL/eqMac.driver/


Macを今すぐ再起動できない場合は、以下のコマンドでオーディオドライバー(CoreAudio)を再起動します。

sudo launchctl kickstart -k system/com.apple.audio.coreaudiod

欠点

サラウンドに非対応

eqMacはマルチチャンネルには対応しておらず、2chのみとなっています。
HDMIでAVアンプと接続している場合など、マルチチャンネルで使用している場合は2chでしか使えないので、ちょっと勿体無いですよね・・・。今後のアップデートでマルチチャンネルに対応することを期待するしかありません。

HomeKitのライブカメラを見るとオーディオドライバーがクラッシュする

おそらくバグですが、HomeKitのライブカメラを見ると、eqMacのアプリケーションごとクラッシュしてしまいます。

何度か試すと、場合によってはオーディオドライバーがクラッシュしてしまい、eqMacが起動しなくなってしまう場合があります。この場合、Macを再起動するか、先ほど紹介した、オーディオドライバーを再起動するコマンドを入力するまでeqMacが使用できなくなってしまいます。
これを回避するには、HomeKitのライブカメラを見る時だけeqMacをオフにすることでオーディオドライバーのクラッシュを防ぐことができます。

さいごに

eqMacを使うことで、Mac上のほぼ全ての音を自分好みの音質に変えられるだけでなく、通常、音量調節できないオーディオデバイスの音量も調節できるようになります。
一部使えない機能や、不完全なところはありますが、無料でここまでできるソフトはなかなかありませんので、ぜひ一度お試しになってみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!それではまた!

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